『カラオケ行こ!』 と 愛

 

こんばんは。kuminkaでございます。

ここ2,3日、大阪でも最高気温が10度を下回る日が続いて、ようやく真冬を実感しているところです。

 

さて昨年11月に、誰も労わってくれない還暦をするっと迎えたのですが、お陰様で相変わらずの生活を送れている事に感謝しております。

 

で、先ず嬉しかった事。

大好きな映画をシニア料金で観れるようになりました! よっしゃー!これは嬉しい。

今まで夫婦割や、ペアデイやら、工夫して観ていましたが、これからは何時でも気にしないで映画を観れると思うと何やら嬉しくなります。

 

そこで、初めてシニア割引を利用し観た映画は、『カラオケ行こ!』

ボイトレをかれこれ10年程続けている私としては、これ絶対観に行かなあかんやろ、とワクワクして行きました。

 

 

人気漫画原作。私、漫画は読んでいませんが映画は十分楽しませてもらいました。

 

舞台は大阪。もちろん全編大阪弁。

合唱部部長の中学生の主人公が、歌が上手くなりたいヤクザ(勝負曲は X JAPAN の「紅」)に歌のレッスンを突然頼まれるところから物語が始まって・・・

 

 

勝手に私が思っていたストーリーとは違っていて、思春期真っ只中の中学生の青春グラフティの様な、何とも甘酸っぱい青春が可愛らしくて、いつしか芽生えるヤクザとの友情もキュンとする。

 

 

 

 

芳根京子演じる中学校合唱部の副顧問の先生が、合唱コンクールで優勝出来なかった生徒達にかけた言葉が私の心に一番残っています。きっちりセリフは覚えていませんが、

どうして、自分達は優勝出来なかったのかと詰め寄る生徒に

「すごく良かったよ~。皆は技術もあるし、歌も上手い。でも一つ何か欠けてるとしたら、それは  ”愛” やな。」

愛=男女の恋愛 の中学生に ”愛” の意味も伝わるはずもなく、「愛とは何ぞや」と考える主人公と友達も微笑ましい。「愛って与えるもんらしいで」 知らんけど。みたいな。

 

長い間ボイトレをやっていると、【歌が上手い】って何なんだ? という壁にぶち当たります。

上手やなあ、だけの歌があります。そんなに上手くないけど、心にグッとくる歌があります。

プロのアーティストの歌が何故みんなの心に響くのか。

 

そこには「愛」があるのだと感じます。言葉の想いを心を込めて届ける事が出来る。

 

映画の最終、主人公が半泣きで熱唱する X JAPAN の「紅」の場面で、私も涙がスーっと流れて

「愛やなあ、心に響いたわあ」 と思ったのでした。

 

そんなこんなの、映画『カラオケ行こ!』と 愛 のお話でした。

(あれからX JAPAN の「紅」がずっと頭の中で鳴っています)

 

 

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