『森の学校』を観て思う事

 

こんばんは。kuminkaでございます。

 

ここ大阪では、コロナの新規感染者数が連日東京都を上回り、不安が募るばかり。変異株の感染力の強さは恐怖です。

そんな中でも、4月に入り皆様それぞれ、気持ち新たな生活が始まった事と思います。

 

先日の4月5日月曜日に、映画『森の学校』を観てきました。

2002年の作品ですが、主演が少年時代の三浦春馬さんという事もあって、昨年から話題になり、各地で再上映されています。この映画は映画館で観て欲しいという監督の意向もあり、DVD化などされていないので、リクエスト上映公式サイト「ドリパス」にはファンからの投票が相次ぎ、全国各地で再上映が続いている様です。

昨年チケットを買えず、諦めていたのですが、ふと思い出し「ドリパス」にてチケットを見つけて行けそうな映画館で即購入しました。

 

『森の学校』は昭和10年代の丹波篠山を舞台に、城下町や里山の豊かな自然の中、生き物とふれあいながら、たくましく育つ少年・雅雄の姿が描かれています。

 

この舞台の丹波篠山が、私の両親の故郷そして祖父母の暮らしていた福知山のお隣でもあり、とても馴染みのある地方なので、多分私の両親も同じような環境で育ったのだろうと、とても興味を持ちました。以前私はこの映画を知らなかったのですが、今回この様な良い映画に出会えて本当にラッキーだったと思いました。

 

 

 

三浦春馬さん演じる6人兄弟の3番目の雅雄は病気がちながらも元気いっぱいのキラキラした少年で、三浦春馬さんそのものなんじゃないのかと思う程、子役の中でもダントツのオーラを放っていました。

 

自然いっぱいの田舎の暮らしの中で子供達は遊び、動物や鳥や虫達と触れ合い、日々の生活の中で自然に生と死を学び成長して行きます。ガキ大将が、ケンカの仕方を教え、上の子達が下の子の面倒をみて、仲間を思いやり、親や近隣の大人達に見守られ、これが本当に生きて行く事を自然に学ぶということなんだなあ、と思いました。

映画の中の母親や父親の子育ての姿は学べき事が山ほどありました。そして、私の心にぐっときたおばあちゃんの愛。ただただ孫が心配なおばあちゃん。自分の祖父母の事を想い出してしまい、泣けてしまいました。

愛に溢れた素晴らしい映画でした。

 

そして、映画が終わると拍手が起こり、ハッピーバースデーを歌う人たちが・・・

私は知らなかったのですが、映画を観た4月5日は三浦春馬さんの31回目のお誕生日だった様で、全くの偶然でした。

そしてもう一つの偶然が・・・

私がぐっときて泣いてしまった「おばあちゃん」の役をされていたのが、女優の雪代敬子(ゆきしろけいこ)さん。

 

雪代敬子さんは、私が中学2年生の時のクラスの同級生だった男子のお母さまです。

女優さんをされているのは知っていましたが、ちゃんとお芝居を拝見したのは初めてでした。

同級生の〇〇君は今でも覚えていますが、とても楽しくユニークな男子で、良い意味で観点が普通の子と少し違う子だなあ、と思っていました。

そして、クラスの子達が梅田の映画館によく映画を観に行けたのは、彼のお陰だと思っています。(チケットの手配してもらったり)ありがとうございました(笑)お陰様で今でも映画大好きです。

 

そんなこんなで、素晴らしい映画を観た4月5日は、映画の余韻と、昔の同級生を想い出したりの、ちょっとしんみりした一日となりました。

 

長くなりましたが、本日のブログとさせていただきます。

 

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