芸術に浸る
こんばんは。kuminkaでございます。
めっきり空気が冷たくなりました。この週末も12月並みに冷え込む様ですね。
さて、先週のある一日。
楽しみにしていた内野聖陽さんの一人芝居。『芭蕉通夜船』を観劇致しました。
「“人はひとりで生き、ひとりで死んでゆくよりほかに道はない”ことを極めるために苦吟した詩人」と称した芸術家の苦悩を追体験する。 というようなお芝居。凄く重たいテーマですけど、
40年にわたる松尾芭蕉の俳人としての人生を、黒子の方達とほぼ一人芝居で演じられた内野聖陽さんの芭蕉は、
内野聖陽さんの人柄なのか、どこかお茶目な一面もあり、目まぐるしく変わる場面やセリフの言い回し、ほんとに凄い役者さんだと改めて思ったのでした。
観劇が西宮北口駅の兵庫県立芸術文化センターだったので、その後、王子公園駅までちょっと足を延ばして、初めての美術館を訪れました。
神戸市立王子動物園横、『横尾忠則現代美術館』
今回開催中のテーマは「レクイエム 猫と肖像と一人の画家」
2024年6月で88歳を迎えられた横尾忠則さんが、グラフィックデザイナーとして注目された1960年代から画家とし活動される現在まで、創作を通じて多くの人と関わられ、作品として歴史を刻まれ、
今回の展覧会はこれまで横尾さんが見送られた親しい人々と愛猫に想いを馳せる展覧会。
展覧会を観て、余りにも錚々たる方達との親交の深さにただただ驚くばかりでした。
三宅一生さんもいらっしゃいます。
イッセイミヤケのパリコレの招待状のデザインはこれまでずっと、現在も若いデザイナーと共に続行しているそうです。
パリコレの招待状など、見る機会も無かったので、三宅一生さんとの親交も初めて知りました。
デザインされた洋服も展示されていました。
愛猫のタマ、は私も昔飼ってた猫と同じ名前で、ちょっと似ていて、懐かしさにBookを買ってしまいました。
横尾さんと交流のあった作家、アンディ・ウォーホールをモチーフに描かれた作品。
自宅に飾られているウォーホール作品4点も鑑賞出来ました。
摩耶山麓が反映する万華鏡の様な異空間。キュミラズム・トゥ・アオタニ
しばらく、ボーっと出来る空間でした。
閉館ぎりぎりまでどっぷりと芸術に浸り、心満たされて帰路につきました。
『横尾忠則現代美術館』 3ヶ月毎に展示が替わる様です。また訪れたいと思いました。
もちろん、イッセイミヤケISSEY MIYAKEも多数
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