『レイコー』
こんばんは、kuminkaでございます。
9月は、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』を数回観劇し、大阪城ホールにて Official髭男dism ライブ 2024 Rejoice に参戦し、 今まさに、楽しかった夏祭りが終わった後の様な、なんとなくロスです・・・
さて私、カフェではなく、「喫茶店」という所に行くのが好きなのですが、コーヒーの美味しいお店を求めて、今年の夏も色んな場所に行きました。
この酷暑で飲みまくりました、アイスコーヒーを。
私の地元、千里中央に「せんちゅうパル」という専門店街があります。
1972年に開業したそうなので、もう50年以上。なのでその当時からの老舗も多いです。
今回は、その老舗のひとつ「ニューアストリア」という喫茶店のお話です。
地元の人なら誰でも知ってるお店。カツサンドが有名で、昼時は必ず並びます。
この夏、なんかカツサンドが食べたい気分で、私は数年振りの訪問。
これまた年季の入ったお店の方が、並んでるお客さんにどんどんオーダーを聞いていきはります。
入店してから、キッチンにオーダーを通しはるんですけど、
「カツ、レイコー」
えっ! 今『レイコー』言うた?
お店のおっちゃんを2度見してしまいました。
(レイコーって、久し振りに聞いたわ! レイコー言うの、このおっちゃんだけ?)
『レイコー』 もちろん私は古い人間なんでわかりますよ。
レイコー = アイスコーヒー ですね。 昔、父が喫茶店で言ってたな、と想い出して懐かしかったです。
調べてみましたら、『レイコー(冷コー)』って言ってたのは関西だけらしくて、店員さんが厨房にオーダーを通す時の略称だった可能性があるらしく、それを聞いていたお客さんが真似してどんどん定着していった・・・
みたいな事らしいです。
確かに、アイスコーヒーって言うより、レイコーは端的ですね。アイスだけじゃ何のアイスかわからないし・・・
流石、老舗。当時からこのオーダーの通し方が変わる事なく粛々と50年・・・
レースペーパーと、写ってないですけどお手拭きもあって昔懐かしい感じです。
私好みのちょっと濃いめのレイコーと、カツサンドは一口大に食べやすく切ってあって、ペロリンと美味しくいただきました。
そんなこの夏の『レイコー』のお話でした。
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