見ました？【イッセイミヤケISSEY MIYAKE 2018 SS】感想

こんばんは、スタッフOです。こんばんは。

「見ました？」とか言いながら、18SSコレクションを振り返るシリーズ、本日はイッセイミヤケです。

なんといいますか、良い意味で演出過剰でしたね。

毎度、欧米人が喜ぶようなジャポニズム像を欧米人を使って表現、展開していく感じが面白いなあと思います。

 

 

我々一般人にとっては物珍しいような技術を洋服に落とし込んで魅せるイッセイ。

例えばこちら、オリジナルテキスタイル「スチーム ストレッチ」が使用されております。

 

 

 

 

「折り目をあらかじめ織り込み、蒸気で縮めてる作るこの素材を再びフラットに戻す」ことで、

このように中の生地が見え隠れするそうです。

このスチームストレッチのメカニズムについて、わかりやすい動画が Fashion Snap より公開されておりました。

ありがたい！

 

 

 

こちらも同じ技術が用いられた印象的なワンピース。

（ワンピースと同じくらい、モデルさんの半ば恍惚とした表情が印象的です…）

 

 

 

 

着た状態で動くとまた、地球がバウンスしているように見えて可笑しいです。

アイスランドがばっちり写っております正距方位図法。

そういえば今回のテーマは、アイスランドの豊かな自然からインスピレーションを受けているんでしたね。

正式なタイトルは「A Piece of Memory-記憶のカケラ-」。

最後に登場するのは、「カケラ」というキーワードをそのまま想起させる、「キューブ(CUBE)」と名付けられたこちらのテキスタイル。

 

 

 

 

大自然と幾何学ってこんなにも相性が良いものなんですね、美しいです…

 

イッセイとアイスランド、意外ながら組み合わせとして最高ですし、なんならもう既にビョーク (bjork) あたりが着ているんじゃなかろうか？と思って、

検索してみると、ちょっと面白いことがわかりました。

ビョークのヘッドピースを作った武田麻衣子さんという方、イッセイのアクセサリー部門に勤務されているそうなんです…！

 

 

 

 

やっぱり所縁があった、ということがちょっと嬉しかったのでここに報告した次第です。

武田さんのインタビュー、短いですが素敵だったので、ぜひご覧になってください…！

http://freemagazine.jp/j-neration_maiko-takeda/

 

 

 

本日は以上です。また纏まらない記事になってしまった…

次回はどのブランドにしましょうかね、どうぞお楽しみに。

 

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