「夜行新幹線」
こんばんは、kuminkaでございます。
あらゆる面で被害があった先日の台風。
実は私、14日出発で横浜に行き大阪に居なかったので、直接の暴風雨には遭わなかったのですが、台風一過とはならず、大雨の影響で16日に東海道・山陽新幹線のダイヤが大幅に乱れた為、
「どうする帰阪?」 という悩ましくて身動きの取れない、しんどい一日を過ごしたのでした。
8/16 新横浜 → 新大阪 15:18発のぞみ233号
チケットを握り締めとにかく新横浜駅に行くと、駅は人でごった返して、次々と運休の表示がある電光掲示板で自分の乗る新幹線を確かめる人、払い戻しの手続きをする人、予定を変更する為チケット売り場に並ぶ人、人、人。
今までは、新幹線の運休や遅延で車両に缶詰になる人のニュースなんかを他人事に大変だなあ、と見ていた自分がまさかの初体験。
自分のチケットがどうなるか分からない、という状態がただただ待つという事しか出来なくて、取り敢えず何とか次の日の朝一のチケットもネット予約で抑えて、両天秤で「待つ」を実行しました。
そんなわちゃわちゃの事態にも拘わらず感動したのが、駅員さん達の冷静かつ丁寧な、そして的確な対応でした。
分かっちゃいるけど、駅員さんに直接聞きたいのが人というもの。
私、質問の為にチケットを握りしめた人々の列に並ぶ事3回。相方や弟の嫁さん含めて計5回。
新幹線も大幅な遅延の下、何とか動き出している状況で私の最後の質問。
「今運休の表示が無ければ動く のぞみ ありますか?」と言った先から、あ、ややこしい聞き方してしまった、と思っていたら案の定、駅員さんに
「どちらの のぞみ ですか?」と聞かれ、「すみません、動く希望ありますか?」
とすかさず聞きなおして、お互い少し笑ってしまったという、一幕がありました。
駅員さんが優しくて丁寧で、後で弟の嫁さんと「あの駅員さん、男前だったわあ~」と言い合い、ちょっと癒された時間でした。
さて、予約した新幹線は運休にはならず、4時間半遅れで新横浜を出発し、11:30頃京都駅あたりをノロノロ運転。全ての車両が新大阪止まりの為、終点で詰まりに詰まって、新大阪駅に到着したのが午前2時前。なんと6時間乗車していました。
上り、下りの「夜行新幹線」に乗った人達が駅に溢れかえり、近くに居た旅行帰りの人が、
「多分、明太子あかんやろな~」と言っているのが聞こえてきて、(そうかもね・・)と気の毒になりました。
勿論、タクシー乗り場も長蛇の列。並ぶこと40分。蒸し暑い中もうこれ以上無理と諦め、開きっぱなしの改札から駅に戻り、駅のホームに用意された、休憩用「列車ホテル」にて5時までお世話になりました。
始発の地下鉄に乗り、家に着いたのが6時過ぎ。
長くてしんどい一日でした・・・
今回は綺麗な富士山が観たい、と1カ月前から予約した往復共に山側の座席は、今回も報われる事なく、次回に持ち越されたのでした。
いつになったら新幹線から富士山を拝めるのか・・・
本日もまたスマホを忘れて、一枚の写真も無く、ダラダラと状況説明だけのブログになり、申し訳ありませんでした。
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