ゴッホ・アライブとイケてた頃の俺
こんばんは。kuminkaでございます。
今朝、長い夢を見た後に起きました。
イケメンの俳優さんと割と長い時間一緒に過ごして、「気さくな良い人だなあ」なんて思いながら、いい感じの穏やかな時間が流れて・・・
目が覚めたら、夢の内容をほとんど覚えてなくて、何処かに行ってたんだけど・・・、何よりイケメンの俳優さんが誰だったか全然思い出せなくて、朝からとても残念な気持ちになりました・・・
そんな事はさて置き、先日、久し振りに兵庫県立美術館を訪れました。
目的は『ゴッホ・アライブ』
「体感できる! 没入型展覧会」という事で、五感で楽しむ展覧会。
ゴッホの名作の数々がクラシック音楽が流れる中、壁や床、場内は巨大な絵画に囲まれて、もう何処を観たらいいやら。絵画の中の鳥や雲や波、風や花が動き出し、絵画の中に居る様な体感に。
場内は写真、録画撮影が可能なので記念に残せます。
様々な価値ある絵画が今の時代にも受け継がれている事にはとてもありがたい気持ちですけど、場内に入る迄に展示されているゴッホの辛い生い立ち等を読んでいくと、美しい絵画とは裏腹によくありがちな、亡くなってから絵が売れてもなあ・・・とか、本人の知らない誰かが儲けてもなあ、とか何だかなあと、ちょっと複雑な気持ちにもなってしまいました。
新しくて初めての体感型展覧会で楽しかったけれど、私個人としては、絵画そのものを観て、風や波や鳥の羽ばたきを想像して、妄想する方が好きな自分である事を認識した展覧会でした。
そして、「イケてた頃の俺。」
この何とも絶妙なキャッチコピーに惹かれて、もう一つの特別展にも赴きました。
恐竜。実は私興味あります。NHKの特集番組など、結構見てます。
かつて地球を支配していた恐竜が絶滅して、今なお化石が発見されて、研究が進んで、どんどん過去の認識が覆されていく。実際に絶対見れないものを研究するなんてロマンがあります。
過去200年に描かれた名作や珍品をズラリと陳列。
今の時代にはもはや何者ですか? という、その時代には「イケてた俺」達が沢山のパレオアート(古生物美術)として描かれていました。
スピルバーグが映画化した「ジュラシックパーク」シリーズによって、恐竜の姿=「ジュラシックパーク」の映画の恐竜の姿。で認識されてしまっている様に思いますけど、最近実際に恐竜にはカラフルな体毛があったと分かっている様で、映画「ジュラシックワールド/新たなる支配者」で羽毛をまとった恐竜が出現した時は、「おお、ついに出たね」と思った記憶があります。
そんなこんなで、ゴッホより恐竜に萌えてしまったという、兵庫県立美術館での出来事でした。
日本の美術館の観覧料がもっと安ければ良いのに。と、いつも思ってしまうのは私だけではないと思いますけど。コロナも何となく落ち着き、またどんどん美術館や博物館に赴きたいと思います。
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