マダム・バタフライ
こんばんは、kuminkaでございます。
11日に世界的ファッションデザイナー、森英恵さんがお亡くなりになられました。
5日に三宅一生さんが亡くなられたばかりで、またもや衝撃のニュースでした。
さて昨日、お昼休みに外を歩いていたら、横をタクシーが通り過ぎたのをきっかけに、
「そういえば、最近ハートマークの京都のタクシー見かけないなあ、何てタクシー会社だっけ?接客の丁寧な・・・」と何故かふと思い出し、どうしても会社名が思い出せなくてもやもやしていました。
そのすぐ後、ネットで森英恵さんの記事を読んでいたら、答えを頂きました。MKタクシー。何と3代目の制服を森英恵さんがデザインされたそうで、私も見覚えのある、グレーのかっちりしたスーツでした。思わぬ所で答えをもらい、今回のシンクロニシティ、「速効、ありがとう」と思ったのでした。
森英恵さんといえば『蝶』のデザイン。一般人の私がお世話になったのは、ハンカチや食器等ですけど、蝶はお馴染みのイメージです。
でも、何故『蝶』なのか? 今回記事を読ませて頂いて、初めて知りました。ざっくり抜粋させて頂くと、
アメリカNYを旅行した際、現地で上演されていた「マダム・バタフライ(蝶々夫人)」というオペラで、日本人女性がとてもみじめに描かれていた事や、日本文化が誤って認識されている事に激怒され、森英恵さんはNYでデザイナーとして成功して日本文化を認めさせるという意気込みで、ファッションデザイナーとして本格的に活動を始めてから、『日本の女性には、蝶々のように世界にはばたいてほしい』という思いも込めて、モチーフとして蝶を描き続けてきた。
との事です。そしていつしか、世界のメディアから「マダム・バタフライ」と呼ばれる様になったと・・・
そうだったんですね・・・
今年、私はお芝居を何度か観賞していますが、そのうち2つのお芝居に「マダム・バタフライ」が演出されていました。全くの偶然ですけど、どうして今年は「マダム・バタフライ」なんだ、と。有名なミュージカル「ミス・サイゴン」もオペラ『蝶々夫人』がもとになっていると、恥ずかしながら今年初めて知ったばかりで。
今年は何故か「マダム・バタフライ」に縁があります。
そして今回、森英恵さんの『蝶』のデザインのルーツも知る事が出来て、私の「マダム・バタフライ」yearはまだまだ続くのかも知れません。
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