もやもやしている
こんばんは。kuminkaでございます。
先日、相方と映画館に行きました。コロナ自粛の後、映画館も色々対策をしていて、
座席の間隔はもちろん、手指消毒、入場時の検温、密を避ける為ホールにあったソファーも撤去され、チケットのもぎりも無くなったのは皆さん御存知ではあるかと思いますが、
先日、その検温時にちょっとしたおもしろい出来事が・・・
人出の多い所は非接触自動検温システムが導入されていると思いますが、先日、映画の入場時間になったので、顔をスクリーニングして通過したら、相方がなかなか来ない。
何をもたもたしてるのかと振り返ると、機械に 「キジュンチヲ コエテイマス・・・」
的な事を言われてる。ええ?!何事?と戻ると、係のお兄さんに 「コーヒーをもっと下げて下さ~い」とか言われてて、
機械が手に持っていたコーヒーの熱を感知して『43.2℃』を提示していた様で、恥ずかしいの通り越して、大笑いしながら入場しました。
ほんま、年寄はてんやわんやです。でも機械はちゃんと感知して喋るんですね。当たり前か・・・
前置きが長くなりましたが、その時観た映画がクリストファー・ノーラン監督の最新作
『TENET テネット』 覚悟はしていましたが、やはり難解でした。1回観ただけで理解するのは私には無理でした。時間の順行と逆行が入り乱れて・・・頭混乱します。
コロナで映画の公開日が遅れたりで、映画館ではジブリの名作などリバイバル上映が行われていましたが、『TENET テネット』の公開に先駆けて、クリストファー・ノーランの映画も何本かリバイバル上映されていました。この機会に私が観たのは、『インセプション』。公開時に見逃してしまって、今回IMAX上映されていたので、是非映画館でと鑑賞しました。何回観ても面白いなあと堪能しました。『インセプション』も時間を操った映画でした。
そこでもちろん、映画予告の『TENET テネット』が凄いインパクトで流れて・・・これは絶対観ないと、と。予告観ただけでは全然イメージ出来ない物語で、考える間もなく次々と話しは進んで行って、ついて行けてるのか、大事な所見逃してるんじゃないか、って言うか、記憶出来てないかも、必死で観てたって感じでしたが・・・
大好物なタイプの映画でめちゃめちゃ面白かったけど、『TENET テネット』は過去最高難解でした。
面白過ぎて感動した『インターステラー』も緊張しっぱなしの『ダンケルク』も時間を操った映画でしたが、ほんとに監督の頭の中はどうなっているのかと思う、凄すぎる監督です。
最後にもう一つ、映画の紹介。
今回『TENET テネット』を観た後に、クリストファー・ノーランの出世作、2001年に公開された『メメント』を観てみました。
新しい記憶が10分しかもたない「前向性健忘」を患い、殺された妻の復讐を遂げる事だけを生きがいにしている男の話。
この映画も時間軸がポイントになっていて、物語の終わりから始めへと逆行して行きます。
やっぱり難解。『TENET テネット』よりは解りやすかったと相方は言いますが・・・
いやいや、頭の中の整理をするのになかなか大変な映画でした。まだ整理出来てないか・・・
『TENET テネット』も『メメント』も見終わってからネット検索してネタバレを読んだりしてますが、それを踏まえて、もう一度観ないと納得出来ないです。
って言うか、もう一度観ても解るのか・・・全然自信ないです。
という事で、めちゃめちゃ面白い映画観たのに、ず~っと ”もやもや” しています。
もやもやした時は、お買い物でスッキリ。