終戦記念日

台風が西日本を通り過ぎた昨日は、終戦記念日でした。

こんばんは、kuminkaです。

 

昨日はお休みを頂いておりましたが、台風の為、殆どのお店や施設は午後には閉店しており、私も午後3時頃には用事を済ませ、家に帰ってこもっておりました。

 

特に8月が近づくと、8月15日の終戦記念日に向けて、映画、TV等々のメディアで戦争についての内容が増えます。

 

先日観た映画 「アルキメデスの大戦」は、いわゆる戦争映画とはちょっと視点の違った面白い映画でした。

””帝国海軍という巨大な権力に立ち向かい、数学で戦争を止めようとした男のものがたり。””

 

漫画原作のフィクションですが、悲劇の運命を辿った『戦艦大和』の建造を巡る頭脳戦にどっぷりはまってしまいました。

悲惨な戦争シーンは冒頭の約5分半のみ。それでも戦艦大和が撃沈されるシーンには涙が出そうなぐらいこみ上げるものがありました。「何でこんな事・・・」3000人以上もの乗員が海の中へ。戦争の悲惨さが伝わるのにはたった5分でも十分でした。

 

 

そして、昨日は家にこもっていた為にWOWOWで戦争映画を連続で観ておりました。

 

「パールハーバー」 古い映画ですが、改めて観ると音楽から何から、ザ・アメリカって感じの映画で、アメリカ映画に良くあるところの、日本の表現あるある、

これはナイですね。突っ込んでしまいました。

 

そして、ナチス政権下のベルリンで迫害を逃れ、終戦まで生き延びたユダヤ人たちの実話を元にしたドラマ。

最後はこちら。

1944年、太平洋戦争末期、玉砕のサイパンにアメリカ軍から“フォックス”と呼ばれ、畏れられたひとりの日本人がいた。
大場栄大尉。男は最後、47人になりながらも仲間の兵士たちと共に、16ヵ月もの間、敵に立ち向かい、多くの民間人を守り抜いた。
彼の誇り高き魂が、味方の日本人だけでなく、敵側のアメリカ人もの心も大きく動かしていった―。
これは、絶望的な状況の中、最後まで諦めずに生き抜いた名もなき兵士とその仲間たちの実話に基づく真実の物語である。(映画概要より)

 

映画は以上ですが、最近はNKHスペシャルなどを録画して観ておりました。

「激闘ガダルカナル 悲劇の指揮官」

「幻の巨大空母”信濃”~乗組員が語る大和型”不沈艦”の悲劇~」

「”ヒロシマ”の声がきこえますか~生まれ変わった原爆資料館」

「全貌 二・二六事件~最高機密文書で迫る~」etc・・・

 

私の父方の祖父は戦争に行きましたが、満州に渡ったとか、ソ連の捕虜収容所に捕らえられていたとか、昔親から少し聞いただけで、祖父本人から話を聞いた事は一度もありません。孫には戦争の話はとても話せなかったんだろうなと思っています。

 

色々な番組を見ましたが、戦後70年以上経った今でも、新発見の写真だとか、初公開の貴重な資料だとか、色々と出てきている様です。知られていない事がまだまだあるのだと思います。

 

恥ずかしながら私は、ほんとに知らない事だらけです。

生存者のインタビューを聞いて、今も抱え続ける苦悩の深さを知り、悲惨な戦争は二度と起きても起こしてもならない、と思い、皆が「知る事」はとても大事な事だと、終戦記念日の日に改めて深く思いました。

 

 

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