触りたくって触れない

こんばんは。kuminkaでございます。

 

梅雨も明けて蝉の鳴き声が大きくなり、学校の夏休みも始まって、日中子供さん達の姿を見かける様になると、ああ、夏だなあ~と思います。

 

そして、我が家の会話の半分は「あっつ~」で始まる様になります。今日も猛暑日だったようで、今晩の会話も絶対「あっつ~」「暑かったなあ~」だろうと思う・・・

 

先のブログでも少し触れましたが、先日、銀行の用事の帰り道、また ””都会のオアシス江坂公園”” を抜けて会社に帰って来ました。暑い時は特に、木々の間を抜けると気持ち涼しく感じます。ほんとに気持ちだけですけど・・・

 

例の如く、図書館屋上のインナーガーデンを通ってきました。

 

触りたいけど我慢して、ハエトリソウ。前回見た時は枯れていた葉が多かったですが、今回は元気そうで良かった・・・

因みに、あまり人目につかない場所に移動されていました。

サボテンや多肉植物もこじんまりとかわいいです。

 

 

 

あ、珍しい!トケイソウだ!と近くでパチリ。これは「パッションフルーツ」の様です。「クダモノトケイソウ」とも言うみたいで、実が生るみたいですけど、ここのも生るかなあ?

こんな感じ? 私はあまり食べる機会ないですけど、美味しいですよね。パッションフルーツ。

この子達は建物の影にひっそりと居ましたが、メインのプランターはひまわりに植え替えられていました。

 

可愛らしい種類ですね。

ハーブガーデンや、わさわさ大きなオリーブの木などをぐるっと見ても、ひと目で見渡せる小さいガーデンなので、少しの間癒されて会社に戻ろうと出口を出た所で、

事件が! 暑いので勿論日傘をさしていましたが、なにやら『ぶわああ!』と私の目の前に飛んできました。が、咄嗟にかわして暫く歩いてました。

でも、な~んか気になって日傘を見ると・・・

 

 

「いやあ”あ”あ”~」 どうしよう! 蝉が ””がしっ””と私の日傘に!

さわれない・・・どうしよう。傘を閉じたり開けたり、ばさばさしても飛んでいかない。

外側からつんつんつんしても『ジッ ジッ ジッ』って鳴くだけ。

暫くそんな事を繰り返してました。このまま会社に持って帰って誰かに頼む?とか、恥を忍んで、ベンチで休憩中のサラリーマンに頼んで捕ってもらおうか、とか本気で考えましたけど、良い事を思いつきました。

 

「ここは公園。しかも夏休み。虫捕りをしている小学生が必ず居るはず!!」

 

そして、いつものコースを逸れて、ちびっこ広場の遊具の方へ。探す、探す、探す。

今時の子は虫捕りしないのか、とちょっと不安になりましたが、

「いたあああ!」

5,6人の小学生低学年と思われる子供達が木陰で虫かご持ってるのを見つけました。

 

「蝉いる? 傘にひっついて取れへんねん」って頼んだら、

「いいよ~」って、すぐにつかんで取ってくれました。助かった~。

『ジジジジジ~』と断末魔の叫びを上げて蝉は囚われの身に。

大分弱ってたんだね・・・ごめんね。でも仕方なかったの・・・

 

なんて思いながら、私は無事会社に帰りました。

ちょっとした事件でしたが、大人になると『虫』が触れなくなるんですよねえ。

「触りたい」で始まり、「触れない」で終わりの江坂公園での出来事のお話でした。

 

猛暑日や熱中症。どうぞお気をつけてお過ごし下さい。

 

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