大阪中之島の公会堂
こんばんは。kuminkaです。
立冬を過ぎているのに、なんか昼間は20度を越す暖かい日が続いております。過しやすくていいのですが、昼と夜の寒暖差が大きいので皆さん体調にはくれぐれもお気を付け下さいませ。
先日の11月4日の日曜日、シルクドソレイユ大阪公演フィナーレの日、2回目の「キュリオス」を観に行き、再び感動して来ました。今回の公演は贅沢してしまいました・・・でも何度観ても感動します。
公演終了後、お天気も良かったので、会場の中之島ビッグトップから中之島を東へぷらぷらとお散歩。
目的地は大阪市中央公会堂。大阪にお住まいの方なら誰でも聞いた事も見た事もあると思いますが、私、なんと訪れた事がなかったので、中之島に来たついでに行って来ました。
ネオルネッサンス様式の美しい外観。日曜日だったので、イベントが催されていました。
ひとりの大阪市民、岩本栄之助氏の寄附をもとに1918年(大正7年)に竣工した公会堂は、一世紀近くにわたってオペラやコンサート、各界著名人の講演会など開催されてきたそうで、現在もなお様々な利用がなされているそうです。
2002年(平成14年)12月、公会堂建築物として西日本で初めて、国の重要文化財に指定されています。
こんな歴史的建築物が今もなお一般の人達にも利用されているなんて素晴らしい事ですね。
この日はFM802の音楽イベントがあった様で、大集会室から建物中音響が鳴り響いていました。エンタメ疎いので、「だれが来てはるんやろ~?」なんて言いながら中を見学しました。
自由見学エリアのみ無料で見学出来ます。地下1階の展示室。寄付をされた岩本氏ゆかりの記念品や近代大阪の名建築物の資料などが展示されています。
創建当時、大集会室2階席に設置されていた椅子。
創建当時、地盤強化と建築基礎として地中に打ち込まれていた松杭。 ??なんか見たことある・・・
ああ!松杭! 阪急うめだ本店の13階レストランフロアにも旧本店を支えていた基礎松杭が展示されてますよね。
昔のビル建築では一般的に基礎に松杭が用いられていたんですね。恐るべし松。
運良く、中集会室で手作りの作品を売っているイベントが開催されていたので、普段は自由に見れない集会室を見学出来ました。やった!
宮殿の大広間の様な華麗なヨーロピアンスタイルのホール。このアーチ天井、美し過ぎる・・・
創建当時のまま残されている貴重なシャンデリアとステンドグラス。
ステンドグラスに大阪市の市章 みおつくし(澪標)が!
『大阪の繁栄は昔から水運と出船入船に負うところが多く、人々に親しまれ、 港にもゆかりの深いみおつくしが、明治27年4月、大阪市の市章となりました。』~大阪市HPより~
海、船、みおつくし、細部までこだわりの細工です。 凄い、そして美しい・・・
お部屋だけでなく、階段や窓枠や電灯のデザイン。どれも絵になりますね。
ほんとに興奮して写真撮りまくってしまいました。
TVや映画、各種撮影等、ロケーション撮影も受け付けてられるみたいです。
今度は「館内見学ツアー」(有料)に申し込んで、これがすぐ満席になってしまうらしいですけど、特別室も是非拝見したいです。
なんとなくふらっと訪れた大阪市中央公会堂。なかなかのものでした。
地元の観光地はいつでも行けるから~なんて言ってないで、積極的に行こうかなあなんて思ったのでした。
夜はライトアップされます。美しさは中も外も、昼も夜も続きます・・・
それでは、kuminkaでした。
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