『ムサシ』

こんばんは。kuminkaでございます。

今日、昼食の道すがら、会社近くの江坂公園を通りましたら、いよいよ桜がほころび始めておりました。まだ少し肌寒かったですけど、桜の木の下でお弁当を食べていた親子もいて、春を感じました。

桜の花ってうつむいて咲きますよね。お花って太陽に向かって上向きに咲くものがほとんどだと思うんですけど、控えめだけど美しい。だからお花見は皆で桜の木の下で敷物敷いて座って、桜の花を見上げながら楽しむのが一番。

ここの江坂公園でもあと数日で、近所の会社のお花見陣取り合戦が始まります。昼間からスーツ着た人がビニールシートに座って、ご苦労だなあといつも思います。

満開が楽しみです。江坂公園の桜、ほんと見事なんですよ。

 

そして、本日の本題。kuminkaの芸術月間、最後のご紹介は『ムサシ』

初めて観劇して参りました。2016年に亡くなった演出家・蜷川幸雄の代表作が、三回忌追悼記念公演として再演。劇作家・井上ひさしさんが書き下ろし、2009年に初演。海外でも絶賛された伝説の舞台。

 

ムサシとは勿論宮本武蔵です。藤原竜也が今年35歳。2014年の上演時、劇中の武蔵と同じ35歳になったら、もう1度『ムサシ』をやろうと蜷川幸雄と約束していたそうです。

お話は。宮本武蔵(藤原竜也)と佐々木小次郎(溝端淳平)の「巌流島の決闘」から6年後のおはなし。かろうじて一命をとりとめた小次郎は、武蔵憎しの一念で武蔵のゆくへを追いかけて、宝蓮寺でついに宿敵をとらえ、武蔵に「果し合い状」をつきつける。命をかけた再対決が約束されたのですが・・・

 

 

とその後色々あるのですが、『ムサシ』は平和を願った戯曲で、憎しみの連鎖、命の尊さ、テーマは重厚なのですが、笑いや、禅、能、狂言など日本の伝統なども盛り込まれた名作舞台です。

キャスト、音楽、全て素晴らしく、3時間もあっという間。久し振りにお芝居らしいお芝居を観た様な気がします。日本だけでなく、世界にも通じるテーマで、名作といわれる所以が理解できました。

前回紹介した「プルートゥ」と同じく、結末が解っていても、もう一度観たい舞台となりました。

『ムサシ』かなりお勧めのお芝居です。

 

そして、

 

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