セイゲン・オノとCOMME des GARCONS
こんばんは。
みなさん、ファッションショーの映像ってご覧になりますか?
そのブランドの世界観を表現するために、音楽や照明や建物すべてに、
細部にもくまなく凝った演出がなされていて、面白いですよね…!
殊に音楽には、その時の「最新」(技術であったりセンス?感覚?)が色濃く出ている気がします。
今年でいうと、サカナクションの山口一郎氏が音楽を手がけた、アンリアレイジ2016SSのショーでしょうか?
最新の技術「バイノーラル録音」が使われたことが話題となりましたね。
この技術、360度全方位から音が聴こえるように感じる、というものだそうです。
うまく想像できません… いつか体験してみたいものです…!
そして今回、ショーの音楽として取り上げたいのは、こちらのアルバムです!
COMME des GARCONS / Seigen Ono
セイゲン・オノが手がけた、コムデギャルソンのショーの音楽が収録された作品。
セイゲン・オノ(小野誠彦)は、日本の作曲家・音楽プロデューサーなのですが、
彼の仕事の手広さといったら、マイルス・デイヴィスから坂本龍一までって感じです。
クラクラしますね…!
そんな彼に、1988年から1989年にかけて、川久保玲氏が音楽を依頼したということです。
依頼の内容は、「服がきれいに見える音楽を」というものだったそう。
【COMME des GARCONS Autumn Winter 1988】
かっこよすぎやしませんか…
28年前に作られたなんて、ほんとうに信じられないです。
現代音楽?アンビエント? かと思えば、古典的なサンバが流れたり。
しかもそれが服に、コムデギャルソンの世界にしっくりきてしまうのだから驚きです。
そういえば、セイゲンさんが昔、神戸ヤマハで働いていたって噂を聞いたのですが、関西出身の方なのでしょうか…?
なんだか親近感がわきます。
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